なごやかBIKEの部屋 購入への道のり (2)
2003年1月22日(水) 千葉市のディーラーさんの中古車で’01年式ワンオーナーの996Sに心は決めていました。とうに予算はオーバーなのですが年明けからなぜか購入意欲がどんどん盛り上がってきてしまってもう止まりません。細かい見積もりも出してもらい支払方法もメールでやり取りしていました。そのやり取りの中で僕が気づかなかったサイドカウルの傷なども教えていただきました。せっかくのるなら自分の気に入ったようにカスタマイズして乗りたい。松戸で見た車両のステッカーの貼り方が気にいって同じようにしようと思いお店に相談したところ、貼るだけではなくてその上からクリア塗装を塗ったほうが良いとアドバイスをしてもらいました。その見積もりと付属品もろもろの見積りもあわせてしていただきました。クリア塗装すれば小傷も見えなくなるかも知れません。 2003年1月23日(木) ここで浮かんだ考えが付属品や塗装は名古屋の地元のディーラでもいいのじゃないか?とかどうせメンテナンスは名古屋のどこかのディーラーでしていただくつもりなので、少しは地元のディーラーにお願いしといたほうが、あとあとやりやすいのではないか?一度付属品や塗装だけでも見積りをしてみようと思い問い合わせをしてみました。その過程で996Sを購入する予定を地元のディーラーの方に話していたのではあったんですが問い合わせの電話を切る前に『もうすぐすごく状態のいい996SPSがはいるんですよ。興味ありませんか?』金額的には996S+30万程のアップです。予算的にも996Sですらいっぱいいっぱいで払えませんし、すでに心は996Sに決めていた僕はそのとき社交辞令的に『そんなにいい車両であれば一度見せてもらってもいいですね』なんて言って電話を切りました。その後雑誌を見ながら996SPSってどんなバイクなのか見てみるとなんと996Sよりもはるかに良い装備でとても金額の差では埋められないほどの差が996Sとはあることをしり驚愕しました。これは『一度見てみる価値があるかな』と思いました。しかしもう一方の996Sも中古車ですので僕が決断できない間に売れてしまう可能性もあります。ちょっと気持ちがぐらついた間に売れてしまったら後悔してしまうでしょう。これは一つの賭けですね。(かなり大げさな)今週末土日に996SPSを見てみたい。 2003年1月24日(土) 木曜日に996SPSの金額を大まかに聞いてはいたのですが本当にそのバイクは下取りで入庫したばかりの為に、正式に決まった価格ではないと言うことだったので、最終的な価格を教えていただくためとバイクもひょっとすると見ることもできる状態と言うことでお店に行きました。最終的な金額の見積もりをもらい先日996Sとの比較で価格と装備を考えると出していただいた金額は僕には破格のお値段で値打ちに感じてしまいました。ただ一つお店の営業マンが言いにくそうに伝えてくれたのは並行車であることです。並行車ということは登録から2年の走行無制限保証と3年の盗難保証がつかないことです。ただお店の保証としてバイクは3ヶ月また盗難保険は保険料年間1万6000円ほどで加入可能と言うことでそんなにネガティブな部分ではありませんでした。一番肝心なのはいくら営業マンが程度がめちゃくちゃ良いと説明してくれてもやはり実車を見ないことには安心できません。幸いバイクはすでに前オーナーからお店に入ってきていました。ただしバイクはそちらのお店には置いてなく無く名古屋市内にあるもうひとつの店舗においてあるとの事。金額をある程度詰めて名古屋市内の方のお店に見せてもらいに行くことにしました。片道30分かけ見た感想は『すごく程度もいい』でした。お店の人の話によると前のオーナーさんは自宅の部屋にバイクを入れていたこと、オイル交換は500qおきに交換されていたそうです。バイクも問題が無く一晩考えて返事をすることにしました。996Sのほうも土日の間に他の人に売れてしまうことも考えられますので決断は早くしないといけません。 2003年1月25日(日) 昨晩寝ずに考えた結論は996Sの購入価格よりも約20万円高でしかも並行車という点を割り引いても、かなり支払いは苦しいのですが無理しでも買ってしまおう。です。考えれば考えるほど割安に思えてくるために車検の日付から2000年モデルの2001年登録の為初回車検は2003年というのは間違いで1999年式の車両なのではないかと言う変な疑問がわいてきました。1999年式と2000年式の996SPSの大きな違いはフロントショックがオーリンズになったと言う点です。今日は手付金を払おうと思っていたのでもう一度名古屋市内のお店に行ってその辺を再度確認し本社のある日進市のほうへ行きました。そのときに欲しかった後付けパーツも含めて最終見積りをしていただきました。いよいよこれでDUCATIオーナーへなることが決定いたしました。